医療法人社団 エスディーシー 昭和の森デンタルクリニック
顎関節症とはあごが鳴る・口が大きく開きにくい・あごが痛むなどの症状がみられる疾患です。 原因として異常な開閉口運動や、顎に外的な力が加わる場合、また日常生活の何気ない動作や、歌唱、歯ぎしり、食いしばり、頬杖などの生活習慣や肉体的または精神的ストレスによって症状が出る場合もあります。
正常な顎関節の動きです。赤い印(関節円板)が上あごに沿って滑らかに動きます。
関節円板はひょうたんのような形をしていて、下顎頭がすっぽりと収まる形になっています。
下顎頭がAの方向(前方)に動こうとしていますが、関節円板Bの場所に下顎頭が当たり、口が少ししか開口できない状態です。
下顎頭がAの方向(前方)に動き、関節円板Bの場所にぶつかっています。そのまま関節円板を無理矢理乗り越えようと、下顎頭はピンクの矢印のような動きをします。この時、顎が『カクン』と音が鳴ることがあります。